渋谷区に鎮座する金王八幡宮の御朱印情報とアクセスや駐車場の有無、社務所での受付時間などをこの記事で紹介しています。
金王八幡宮の御朱印
金王八幡宮で頂ける御朱印は墨書きと朱印のシンプルなデザインとなります。
金王八幡宮の御朱印帳
金王八幡宮の御朱印帳は神社の名前にもなっている『金王丸』がモチーフとなった渋いデザイン。
金王八幡宮とは
- 御祭神:応神天皇
- ご利益:渡航交通安全、安産・子育て祈願、厄除け。福徳開運
- 例大祭:9月14日
当八幡宮は、第73代堀河天皇の御代、寛治6年正月15日(1092)鎮座いたしました。
桓武天皇の曽孫である高望王の後裔で秩父別当平武基は源頼信による長元の乱(1028-1031)において功を立て、軍用八旒の旗を賜り、その内の日月二旒を秩父の妙見山(武甲山)に納め八幡宮と崇め奉りました。
武基の子武綱は、嫡子重家と共に後三年の役(1083-1087)の源義家の軍に300騎余を従え一番で参向し、仙北金沢の柵(秋田県仙北郡金沢)を攻略しました。
その大功により名を河崎土佐守基家と賜り武蔵谷盛庄を賜りました。
義家は、この勝利は基家の信奉する八幡神の加護なりと、基家が拝持する妙見山の日月旗を乞い求め、月旗をもってこの地に八幡宮を勧請しました。重家の代となり禁裏の賊を退治したことにより堀河天皇より渋谷の姓を賜り、当八幡宮を中心に館を構え居城とし、渋谷氏は代々当八幡宮を氏族の鎮守と崇めました。これが渋谷の発祥ともいわれています。渋谷城は、東に鎌倉街道(現 八幡通り)、西に渋谷川が流れ、北東には黒鍬谷を有し、さらに数箇所に湧水があるという好条件を備えていました。しかし、大永4年(1524)1月13日に起きた、北条氏綱と上杉朝興の高輪原の戦(現 品川区高輪付近)で、渋谷氏が交戦中だった北条軍の別動隊により襲われ焼き払われてしまいました。現在、境内に渋谷城砦の石が保存されています。
渋谷氏が武蔵谷盛庄七郷(渋谷、代々木、赤坂、飯倉、麻布、一ツ木、今井など)を領していたので、当八幡宮は八幡通り(旧鎌倉街道)、青山通り 宮益坂 道玄坂(旧大山街道)を中心とする、渋谷、青山の總鎮守として崇められています。⇒氏子区域【PDF】
当八幡宮は、古くは単に八幡宮又は渋谷八幡宮と称しておりましたが、渋谷金王丸の名声により、金王八幡宮と称されるようになりました。
金王八幡宮の魅力
渋谷のど真ん中に位置する金王八幡宮は都会とは思えない緑が生い茂った一角に鎮座しています。大通りから一本路地に入ると、坂道の上にどでかい鳥居が見えてきます。
鳥居の先に現れる赤い神門がとてもお洒落でかっこいい。
門をくぐるととっっても広い敷地内に社殿がたたずんでいます。こちらの社殿と神門は渋谷区指定有形文化財に登録されています。社殿は赤と金でデザインされており、とても煌びやかでうっとり見とれてしまいました。
神門をくぐって左に手水舎がありました。
社務所の写真は撮り忘れてしまいましたが、敷地内にあるので御朱印をいただく際にわかりやすかったです。
社務所に併設されている宝物館が出入り自由なので、お時間に余裕がありましたらぜひ覗いてみてください。
金王八幡宮の境内社
金王八幡宮の境内社は2つ。
お稲荷さんの社名は『玉造稲荷神社』
もう一つの境内社は『御嶽神社』
金王八幡宮へのアクセスと御朱印受付時間
住所 | 東京都渋谷区渋谷3-5-12 |
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電話番号 | 03-3407-1811 |
御朱印受付時間 | 午前9時30分~16時30分 |
駐車場 | 参拝者用はありません |
最寄り駅 | 渋谷駅 |
金王八幡宮の周辺神社情報
渋谷氷川神社、豊栄稲荷神社、宮益御嶽神社
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